試験と分析

その他の試験・分析項目

JFICでは、製品劣化度の試験や抗菌加工製品に対する分析など、食品に関わる様々な試験・分析を受託しております。試験項目のご照会、又は、試験・分析のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

その他の一覧

製品劣化度指標項目
揮発性塩基窒素(VB-N)
K値
酸価 過酸化物価との同時依頼がお得です。
過酸化物価 酸価との同時依頼がお得です。
官能試験 内容については、お問い合わせください。
製品性状確認項目
水分活性(Aw) 食肉加工製品では、食品衛生法の規格項目となります。
pH
糖度(Brix)
酸度 酸価との同時依頼がお得です。
食塩分 モール法又はフォルハルト法での試験となります。栄養表示については食塩相当量を参照下さい。
健康補助食品関連
健康補助食品規格試験 受託可能品目については、お問い合わせ下さい。
放射線照射食品関連
放射線照射された食品の検知 対象:香辛料、野菜、茶、豚肉、鶏肉、鮭、カマンベール等
抗菌加工製品の抗菌性の分析関連
抗菌性試験(JIS Z 2801) プラスチック製品、金属製品、セラミック製品(下記をご参照ください)

JIS Z 2801:2010 「抗菌加工製品-抗菌性試験方法・抗菌効果」に基づく抗菌性試験について

試験方法

JIS Z 2801:2010 抗菌加工製品-抗菌性試験方法・抗菌効果

対象

プラスチック製品、金属製品、セラミックス製品などの抗菌加工を施した生活用品(繊維製品及び光触媒抗菌加工製品を除く)

試験内容

試験は、試験菌液として黄色ぶどう球菌(Staphylococcus aureus)および大腸菌(Escherichia coli)のそれぞれの細菌を用いて以下の操作を行ないます。
未加工試験片(5cm×5cm)および抗菌加工を行なった試験片(5cm×5cm)のそれぞれについて、試験菌液を滴下し、フィルムをかぶせ、シャーレ内で35℃で24時間培養します。培養後の試験溶液をフィルムと試験片から洗い出した後、溶液中の菌数を寒天平板培養法により測定し、それぞれの試料の単位面積当たりの生菌数を下記の式に従い抗菌活性値を算出します。
抗菌活性値=log(未加工試料の生菌数)-log(抗菌加工試料の生菌数)

抗菌加工製品-抗菌性試験方法

抗菌効果の判断

抗菌活性値が2.0以上であれば、抗菌加工試験片には抗菌効果があるものとして判断されます。

※その他の試験品必要量および納期等の試験の詳細については、お問合せ下さい。

※JISに沿った試験のほか、お客様のご要望に合わせた試験設計にも対応いたしますので、お気軽にご相談下さい。